
2021.4.8 トレンド感と機能性抜群『明るい白髪染め』
白髪ぼかし、明るい白髪染めとは?

黒髪に白髪が生えてくると、黒と白のコントラストによって白髪が一番目立つ状態になります。
白髪がある髪を金髪にブリーチをすると、金と白の明るさが馴染んで白髪が目立たなくなります。
金髪にブリーチをするというのは極端な例ですが、明るく染める事で白髪を目立たなくさせる事ができるのです。
白髪の部分にも色は入りますが、通常の白髪染めよりは色の入りが薄くなります。
全体の明るさが明るなればなる程、色の入りは薄くなります。
また、全体の明るさが暗くなればなる程、色の入りは濃くなります。
白髪ぼかしの方法には、明るい白髪染めの薬剤で染めていく方法と、ハイライトで白髪ぼかしをする方法があります。
ハイライトで白髪ぼかし
それでは白髪ぼかしの「ハイライト」について解説いたします。
ハイライトとは全体の髪色に対して、筋状に毛束をすくって明るく染めるカラー技術です。
白髪はたくさん生えている部分と、あまり生えていない部分があります。
白髪が多い部分の周りにハイライトをバランス良く入れることで、白髪を目立たなくさせる効果があります。
ハイライトの明るさは、薬剤によってコントロールする事ができます。
黒髪にハイライトを入れる場合は、7〜9レベルの明るさでもコントラストをつけて白髪ぼかしができます。
全体が6〜8レベルくらいの明るさの場合は、10〜12レベルの明るさでハイライトを入れると白髪ぼかしができきます。
白髪ぼかしハイライトのメリット①ふんわり見える
ハイライトでの白髪ぼかしは、白髪を目立たなくさせること以外にもう一つメリットがあります。
それは「髪のボリュームをふんわりと見せられること」
ハイライトで髪の毛に明るい部分と暗い部分ができると、立体感・奥行き感が出るようになります。
そうすると、一色で染めた時よりも髪にボリュームが出て見えるようになります。
白髪でお悩みの方の中には、髪のボリュームが出づらいというお悩みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
髪は年齢と共にハリコシが無くなってきたり、毛量も少なくなっていきます。
その中で髪にボリュームを出すための方法として、ハイライトでの白髪ぼかしはとても効果的なのです。
白髪ぼかしハイライトのメリット②伸びても目立たない
白髪ぼかしハイライトのもう一つのメリットは、伸びても白髪が目立たないということです。
通常の白髪染めの場合は、1ヶ月もすると新しく生えてきた白髪が気になってくると思います。
白髪ぼかしハイライトの場合は白髪がある周辺にハイライトを入れるため、白髪が伸びてきてもハイライトと馴染んで目立たなくすることができます。
また、カラーリングをしてから根本が伸びてくると、染めた部分との境目も気になってくると思います。
白髪ぼかしハイライトは全体を明るくしない分、根本が伸びてきても境目が気になりづらくなります。
カラーリングの頻度を少なくされたい方にも、白髪ぼかしハイライトはおすすめです。
白髪ぼかしハイライトのメリット③ダメージが少ない
白髪ぼかしハイライトは、全体を明るく染めるカラーリングよりもダメージを抑えることができます。
筋状に毛束をすくって染めていくため、他の部分の髪にはダメージが出ないためです。
全体を黒髪のままハイライトだけを入れれば、ハイライト以外の髪にはダメージが全くありません。
全体の髪を少し明るくする場合は、その明るさに応じたダメージは出ます。
ただし低アルカリカラー剤を使用すれば、ダメージを最小限に抑えることが可能になります。
カラーリングを続けることで、髪のダメージが気になる方も多いのではないでしょうか。
白髪ぼかしハイライトの場合は、ダメージ度合いに合わせてハイライトを入れる量の調整もできます。
この染め方は、大きな武器になります!
ぜひお試しください!